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株式投資の指標 - PER, PBR, ROE

株式投資の覚え書きです。基礎中の基礎、株価水準を測る3つの重要指標についてです。

PER(Price Earnings Ratio)

PER=割安度を利益から判断

株価収益率を指します。簡単に言えば、「株価が1株あたりの利益の何倍か」を示す指標です。PERが低いほど会社が生み出す利益に対して株価が割安ということになります。

株価:5000円、1株利益:200円 ⇒ PER = 25 となります。

注意点として、PERは業種ごとに平均値が大きく異なります。PERを使うときはまず業界を絞り、同じ業界内で比較する必要があります。

PBR(Price Book-Value Ratio)

PBR = 割安度を資産から判断

株価純資産倍率を指します。株価を1株あたりの純資産で割って求められる指標です。つまり、会社が解散した時の株主の取り分を示します。PBR = 1であれば、株価と同じ資産を受け取ることになります。PBR < 1であれば解散価値より株価が下回っていることになります。そのためPBR < 1となったら、株価は底値圏にあるという見方ができます。

ROE(Return on Equity)

ROE = 起業の収益性を判断

株主資本利益率を指します。株主資本に対して、どれだけの利益が上がっているかを示します。ROEが高ければ、株主資本を効率良く使い効率的な経営が行われていることを示します。成長性が高い企業を見つける際に有効な指標ともいえます。目安としては10%以上で優良と判断されます。

まとめ

今回は3つの指標に関してまとめました。これらは株取引における代表的な指標ですが、あくまでも1つの指標にとらわれることなく総合的に判断することが肝要です。自己啓発的な記事になりましたが、投資を始められた方の参考になれば幸いです。